良い状態の肌・健康な肌(皮膚)とは、どういった状態なのでしょうか?
それには、先ず、(ちょっと掻い摘んでですが)
肌・皮膚にどんな働きがあるのか?を知っておいた方が良いでしょう。
肌・皮膚には、以下の役割があります。
1.防御と包囲
2.分泌と排出
3.体温の調節
4.知覚
・・・などがあります。
また、上記の要素に加えて、
免疫など人間の抵抗力にも関係があると言われています。
防御と包囲なんて、ちょっと難しい言葉ですが、
簡単に言えば、外側の刺激から身体の中身を防御する役割ということで、
例えば、海で泳いだ時に身体が染みない・・・みたいなことです。
(皮膚に覆われていない目だけは染みますよね?)
分泌と排出、体温の調節は、汗をかくことですし、
知覚は文字通り、触感などを伝える機能ということになります。
良い状態の肌、健康な皮膚という言葉から連想されるイメージは、
シミやシワのないきめ細かな肌、色白の肌、つやがあって瑞々しい肌、
潤いがある肌、触るとつるつるしてなめらかな肌、ハリのある肌などでしょう。
うるおいというものも、難しく言ってしまうと、
皮膚表面の角層(かくそう)の水分含有量の影響であり、
きめ細かなのキメは、皮膚表面の皮野(ひや)と皮溝(ひこう)が整った状態です。
色白とは、まさしく色が白い肌のことですが、
色白=健康的というのは?マークの方も多いと思います。
紫外線に当たることのリスクが取り沙汰されており、
これらを加味すると、日焼けした健康的な肌・・という誤解を、
そろそろ気づいて、色白が健康的であることを認識した方が良いでしょう。
(これは後に詳しく述べたいと思います)
良い状態の肌は、つまり若い頃の肌ということになりますから、
美しい肌を取り戻すとか、どこまで保てるか?がスキンケアということになります。
放っておけば、皮膚・肌は老化していきます。
老化の原因は、加齢、乾燥、紫外線です。
肌の状態には個人差があり、生活習慣、
紫外線や乾燥対策などのスキンケアの仕方などにより変化します。
つまり、心掛け次第で肌を長い間、良い状態で止めることが可能ということです。
ただ、紫外線に関しては、
子どもの頃に人生で浴びる紫外線の80%を浴びるといわれており、
これからは、ほぼ浴びないようにしてください。
(日焼け対策が重要です)
・・・以上のようなことを、先ず分かった状態で、
スキンケアなどを考えていくのは、良い肌を保つ上で重要です。
忘れないでくださいね。